否定文でanyを主語にできない!
「何人かの~、いくつかの~」・・・ someは肯定文、anyは否定文/疑問文で使う
これ、100%のルールではありません!!
「何人かの生徒は髪型を変える必要がない」この文で主語はどうしますか?
結論、否定文でanyを主語にできない。なので否定文ですがsomeを主語にします!
答えは ‟Some students don’t have to change their hair styles.”となります。
例文
例文:「何人かの生徒は髪型を変える必要がない」
この①~③どれが正しいでしょう?
① Some students don’t have to change their hair styles.
② Any students don’t have to change their hair styles.
③ Any students have to change their hair styles.
答えは②です。
学習者の思考と混乱
① someは肯定文、anyは否定文/疑問文で使うから… someは否定文ではanyだよな…
② 否定文でのany =「何も~ない」 だからdon’tが付くと二重否定になるよな…
③ ってことは③か!?
ちょっと待った!!
否定文ではanyを主語にできません!!
文法書にサラッと、こう書いてあります。
・anyをnotの前に持ってくることはできない。= 否定文の主語にanyは使えない
・anyを否定文にする場合、None of 名詞 or No 名詞になる
このルールでは「何人かの生徒は髪型を変える必要がない」の表現ができません!!( ノД`)
例:None of students have to change their hair styles. (どの生徒も髪型を変える必要はない)
例:No students have to change their hair styles. (誰も髪型を変える必要はない)
解釈の仕方で間違って覚えてしまったり、
自分流の文法に拘束され表現を諦めてしまったりします。
文法知識をアップデート!
someとanyの違い→someは肯定文、anyは否定文/疑問文で使うと学校で習います。
もちろん間違いではありません。ただ、陥りがちなのは…
「some=肯定文」 = 「someは否定文/疑問文では使えない」
ではありません。
いつの間にか、勝手に自分の解釈を付け加えてしまっていませんか?
私はそんなことだらけでした…
自分の文法知識をアップデート、再確認をしていかなければ、
いつの間にか狭い知識に拘束され、伝えたい表現から離れてしまいます。
文法知識のアップデート、再確認が大切だな~と思いました。
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